八重が生まれた「時代」。新島八重が過ごした幕末〜明治の面影を今に伝える、様々な名跡が福島には残っています。

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会津武家屋敷(会津若松市)

会津の歴史にふれられる感動ミュージアム

家老・西郷頼母邸

家老・西郷頼母邸 敷地面積2400坪、建築面積280坪の壮大な屋敷。

江戸時代、三代将軍・家光の弟、保科正之を藩祖とする会津藩は、東北地方における外様大名の押さえとして大いに栄えました。幕末の戊辰戦争で会津城下は戦火にさらされ、多くのものは消失してしまいましたが、それを惜しんだ地元の有志により、会津の歴史・文化・精神を後世に伝えるために造られたのが、会津武家屋敷です。

家老・西郷頼母邸の玄関

家老・西郷頼母邸の玄関

会津藩家老・西郷頼母邸を中心に、旧中畑陣屋、藩米精米所、会津歴史資料館など歴史的建造物が建ち並びます。中でも38もの部屋がある西郷頼母邸は、家老屋敷を再現したものとして全国的にみても非常に珍しいものです。屋敷内には当時の様子をはじめ、戊辰戦争の際、頼母の妻・千重子が夫の入城を見送った後、屋敷に居合わせた家族、親戚21人と自刃したシーンなどを再現。他にも、施設内には頼母の養子で、小説「姿三四郎」のモデルとなった西郷四郎像、坂本竜馬を斬ったといわれる京都見廻組組頭・佐々木只三郎の墓などがあります。会津の名品が並ぶ売店や会津の郷土料理を食べることができるレストランも併設され、江戸~幕末の会津の歴史・文化を感じることのできるミュージアムパークです。

会津武家屋敷内に併設された会津歴史資料館では、今年の5月に八重をはじめとする“会津の女性” をテーマにした企画展を開催予定。企画展が始まる頃には桜が咲き、資料館の前では1本の八重桜が見頃をむかえます。

会津武家屋敷

〒965-0813 福島県会津若松市東山町大字石山院内1
TEL:0242-28-2525

福島県観光交流局観光交流課
TEL.024-521-7398/FAX.024-521-7888