HOME » ふくしまと八重 八重が学んだ「精神」 » 史跡慧日寺跡
平安時代の初め800年ごろ、奈良の僧・徳一によって磐梯山を望む山の麓に開かれました。法相宗を学んだ徳一は、天台宗の最澄、真言宗の空海と大論争を繰り広げたことでも知られています。慧日寺は東北地方で開基が明らかになっている寺院としては最古のものとして知られており、寺の繁栄を通して様々な文化や技術が会津にもたらされたことから、会津仏教文化発祥の地と呼ばれるようになります。
寺の最盛期には寺領18万石、寺僧300、僧兵数千、子院は3800もあったといわれ、会津はもとより、東北一円に影響を与えたほどでした。しかし、平安時代の終わり頃になると、一時衰退。その後は度重なる戦乱や火災にあい、建物や仏像・仏具などが消失または散逸してしまいました。
磐梯山慧日寺資料館
〒969-3301 福島県耶麻郡磐梯町磐梯寺西38
TEL:0242-73-3000
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